ROUTE01
中房温泉登山口から合戦尾根の登りがはじまります。
ROUTE02
合戦尾根はアルプス三大急登の一つにあげられ樹林帯の登りは一気に高度を稼げます。
合戦小屋を過ぎ合戦の頭(2489m)に出ると大天井岳と槍ヶ岳が見えてきます。
ROUTE03
合戦尾根を登り切った所に燕山荘があります。
山荘入口の右側の登山道を回り込むように稜線に出ます。
いよいよ槍ヶ岳まで続くアルプス表銀座の始まりです。
天気が良ければ稜線上の蛙岩の向こうに大天井岳と槍ヶ岳が望めアップダウンの少ない稜線はとても快適な散歩道といったところです。
又、右側には裏銀座その奥には立山も、振り向けば燕岳から後立山の山々も目に飛び込んでこの縦走路の魅力は尽きません。
ROUTE04
しばらく進むと蛙岩(ゲエロ岩)が現れます。 とても立派な岩峰と幾つか組み合わさった岩の景観は穏やかなこの稜線上に楽しいアクセントを付けてくれています。
ROUTE05
蛙岩の通り抜けルートはご覧のように大きな岩がパックリと二つに割れ一人がやっと通り抜けられる幅となっており、その正面に蛙岩が見え、自然の不思議さを感じさせられる登山道になっています。
ROUTE06
蛙岩を越えて少し行くと大下りの道標が現れます。約100m程の急な下りとなり、又同じだけ登り返さなくてはなりません。
ROUTE07
小さなピークを越えて暫く行くと大天井岳が大きく迫ってきます。
登山道がくっきりと確認でき、分岐から左へ行けば大天井岳の頂上と大天荘へ右へ行けば槍ヶ岳へと向かい大天井ヒュッテへと通じています。
ROUTE08
ここは始めての鎖場で切り通し岩と呼ばれる所です。
鎖と梯子を使って慎重に下りると右手上部の岩にこの登山道を開いた「小林喜作」のレリーフがあります。
ROUTE09
喜作のレリーフです。
見落としてしまう登山者がいますので切り通しの所では下ばかり見ないで周りを見回してみて下さい。
ROUTE10
切り通しから約50m程登ったところで常念方面と槍ヶ岳方面との分岐があります。
立派な道標もついているのですが良く間違える人がいます。
地図を良く見て間違わないようにお願いします。