2024年度の営業は終了いたしました。
お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
We are closed for this year. Thank you for your continued support.
We truly appreciate your loyalty, and are looking forward to welcoming you back next year.
2020/05/12
槍のウェスこと肥沼です。
「北アの小屋番に華があるとすればレスキューとヘリだ」
かつて先輩からそう教えられました。
参照: https://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/details/1007/
(現在と変更点が一部あります。ご了承ください)
今日は荷上げの日。
本来、人間の生存に適さない稜線に孤立する我々にとってヘリの日は特別な意味を持ち、毎度緊急支援物資みたいな気持ちで受け取ってます (笑)
朝メシの茶漬けを咽せながらかき込み、早々にスタンバッてました。
なんたって収容人数450人を誇る我が山荘ですが、現在ウチにはスタッフが男女2:2の4人しかいません(笑)
いつもの、寄ってたかって袋叩きにするような人海戦術が使えませんのでそれなりに大変でした。
ちなみにヘリのホバリングは、例えるならフォークリフトの先端に筆をつけて壁に「鬱」という漢字を書くぐらい難しいそうです(至極わかりにくい)
機体構造を知り尽くした整備士でさえ、操縦は別次元の話らしく 、 視界不良や気流の乱れがままある山岳地帯での操縦を安全にこなすパイロットはひょっとしたらニュータイプなのかもしれません。
ちなみに輸送完了後、パイロットは去り際に挨拶をくれます。
これがまた反則的に、にくたらしいほどカッコ良く、女性スタッフに大人気なのです(嫉妬)。
下界から物資を貰い、廃品を下界に降すサイクルで暮らす僕らにとってヘリコプターによる輸送はまさに生命線です。
航空会社ならびに、従事してくださったヘリ要員の方々へ感謝申し上げます。