2024年度の営業は終了いたしました。
お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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2022/06/22
引き続き、雨のあまり降らない状況が続きます。
今朝は割りとスッキリ晴れたので、テント場の作業のあとに残雪の様子を確認のために氷河公園まで足を伸ばしてみました。
標高2100mの大曲りも雪が消え、新緑の勢力がここまで登ってきています。
一ヶ月前はまだ深い雪渓の底だったのに、季節の歩みの早さが実感できます。
とはいえ、大曲りから少し登るとまだまだ雪渓が残っています。
このあたりからアイゼンを付けるといいでしょう。
ただ、ルートはずっと雪渓というわけではなく、夏道もだいぶ出てきています。
このあたり、夏道を行くか、雪渓を登るか判断に迷うところです。
夏道のほうが楽ではありますが、たまに出てくる雪に乗ると、ズボッと潜ってしまうこともあったり…
だったら雪がしっかり締まっている上をアイゼンで歩くほうが楽なのか…
日々状況は変化するので、ここでお示しできる答えはありません。
登山されるその日の状況に応じた判断をお願いいたします。
グリーンバンドを越えても、雪だったり、岩が出たりの繰り返しです。
槍沢の雪は例年並みのようですが、標高の高いエリア(グリーンバンドから上)は例年よりやや雪解けが早いようです。
そろそろ増えてくるアイゼンが必要か不要かという問い合わせ。
この先の雪解けのスピードや個々人の技量によるので一概には言えませんがざっと目安を申し上げると
6月末まで/12本爪アイゼン必携・ピッケル推奨
7月10日頃まで/最低でも6本爪のアイゼン、できれば12本爪アイゼン、ピッケルよりもストック推奨
7月20日頃まで/6本爪アイゼンかチェーンスパイク推奨、ストック推奨
7月末まで/この頃になると雪渓はごくわずかになりますが、ゼロではありません。傾斜の緩い凹地に少し雪が残っているくらいなので雪に慣れていれば滑り止め不要ですが、どうしても心配ならチェーンスパイクあれば安心。
となります。(あくまでも目安です)
あとは今後の情報を参考にされるか、出発の直前に問い合わせください。
※現段階で7月中旬頃の残雪の状況を正しく申し上げることはできません